長嶋茂雄の天然エピソード総まとめ!爆笑必至の伝説珍行動集

長嶋茂雄の天然エピソード総まとめ!爆笑必至の伝説珍行動集

気になる・イメージ

長嶋茂雄さんの天然エピソードを探している方に向けて、珠玉の笑いと癒しが詰まった名場面を一挙に紹介します。

スーツを買いに行ってクリーニング店に入ってしまった出来事や、肉離れをミートグッバイと表現した迷言など、伝説的な言動が数多く残されています。

さらにアメリカで英語がうまいと感心した発言、息子さんを球場に置き忘れる行動、ストッキングを片足に2枚履いた騒動もあり、そのどれもが長嶋さんらしさにあふれています。

王貞治さんを広沢と呼び続けた話や、ビートたけしさんとのゴルフの約束を忘れるなど、周囲とのやりとりにも天然ぶりがにじみ出ています。

今回は長嶋茂雄さんの数ある天然エピソードを厳選してわかりやすくまとめました。

記事のポイント

①:長嶋茂雄さんが残した天然エピソードの具体的な内容

②:言い間違いや勘違いによる迷言の数々と背景

③:家族や著名人との間に生まれた笑えるやりとり

④:天然な発言や行動が愛され続ける理由 

長嶋茂雄の天然エピソードまとめ

  • スーツを買おうとしてクリーニング店へ
  • 「ミートグッバイ」など迷言の数々
  • 「英語がうまいね」とアメリカで感心
  • 息子を球場に置き忘れた話
  • ストッキングを片足に2枚履く騒動

スーツを買おうとしてクリーニング店へ

長嶋茂雄さんの数ある天然エピソードのなかでも、「スーツを買おうとしてクリーニング店に入ってしまった」という話は特に有名です。このエピソードは、多くの人が笑顔になると同時に、長嶋さんの愛される理由を象徴している出来事でもあります。

プロ野球選手としてアメリカを訪れた際、長嶋さんは現地の街で、とても気に入ったスーツを見つけました。店頭のディスプレイで、そのスーツに一目惚れした長嶋さんは、「これは絶対にほしい!」と思い、そのまま店内に入りました。しかし実際には、そのお店はスーツ販売店ではなく、クリーニング店でした。事情を知らずに「このスーツを売ってください」と店員さんに熱心に交渉したと伝えられています。

この話からわかるのは、長嶋さんの行動力と素直さです。「良い」と思ったものをまっすぐ求める姿勢は、多くのファンから愛されてきた理由のひとつです。一方で、海外でのお店のシステムや文化について十分に理解していなかったため、思わぬ“すれ違い”が生まれてしまいました。店員さんは最初、なぜスーツを欲しがるのか困惑し、状況説明に苦労したとも言われています。

この出来事は、チームメイトやスタッフの間でも「あの長嶋さんらしい」と盛り上がる話題となりました。むしろ、天然で憎めないキャラクターが、彼の周囲の人々にも安心感と笑いを届けたエピソードと言えるでしょう。また、同じ状況が一般の人であれば冷たい対応を受けてしまう場合も考えられますが、長嶋さんの場合は「やっぱりミスターは違う」と温かく受け止められました。

このエピソードから学べるのは、直感で行動することの魅力と、異文化に触れるときは最低限の下調べが重要だということです。思い込みだけで動くとトラブルになる場合もありますが、天然キャラの長嶋さんだからこそ、こうした体験も笑い話として周囲の人を楽しませてきました。ファンにとっては、偉大な野球人の意外な一面を感じることができる貴重なエピソードです。

エピソードの詳細まとめ
スーツを気に入りお店に入る
クリーニング店と気付かず交渉する
店員が驚きつつも親切に対応
周囲からも笑い話として親しまれる
直感で行動する長嶋さんらしい話

ささいな行動にも人柄が現れる長嶋茂雄さんならではの出来事といえるでしょう。

「ミートグッバイ」など迷言の数々

長嶋茂雄さんは野球界のレジェンドでありながら、天然キャラとしても親しまれてきました。中でも「ミートグッバイ」という言葉は、彼の数ある迷言・名言の中でもインパクトのあるものです。肉離れのことを“ミートグッバイ”と表現したこの発言は、言葉のチョイスが独特で、ファンやメディアの間で語り草になっています。

そもそも長嶋さんは、言い間違いや独特の言葉選びが多い人物です。例えば、失敗は成功の母を「失敗は成功のマザー」と言ったり、インフルエンザを「インフレ」と表現したりと、数多くの迷言が残っています。また、数字や英語に関しても個性的で、「ラッキーセブンの3」や、英語の“the”を“テヘ”と読んだという話もあります。こうした迷言は、周囲を困惑させることもありましたが、本人の明るく飾らない性格によって、笑い話として愛されてきました。

これらの迷言が生まれた背景には、長嶋さんが人との会話やインタビューで場を和ませたいという気持ちがあったことも関係しています。堅苦しい雰囲気が苦手で、思わずユーモアを交えた発言をしてしまうという一面が、多くの人に親しみを持たれた理由です。また、若い選手たちにも「肩の力を抜いて、野球を楽しんでほしい」というメッセージが込められていたとも考えられています。

一方で、こうした迷言が話題になることで、「本当に大丈夫なのか」と心配されることもありました。特に監督や解説者の立場では、言葉の影響力も大きくなります。そのため、迷言や言い間違いがクローズアップされるたびに、周囲がフォローする場面も少なくありませんでした。

表:長嶋茂雄さんの迷言エピソード例

迷言 内容・エピソード
ミートグッバイ 肉離れを独特な英語で表現
失敗は成功のマザー 失敗は成功の母の言い間違い
インフレ インフルエンザを“インフレ”と言い間違い
ラッキーセブンの3 好きな数字をユーモア交えて表現
テヘ 英語“the”を独特に読んだ

このような迷言や天然発言は、長嶋さんの人柄をより際立たせ、多くの人の心に残る名場面となっています。言葉の使い方一つで、国民的スターの魅力が伝わる好例です。

「英語がうまいね」とアメリカで感心

長嶋茂雄さんの天然エピソードのなかでも、アメリカ遠征での「こっちの子どもたちはみんな英語がうまいね」という発言は、野球ファンなら一度は耳にしたことがあるでしょう。プロ野球選手として海外へ遠征した際、現地の子どもたちが英語を話している様子に、純粋に驚きと感心を覚えたエピソードです。日本人選手が海外で直面する文化の違いや言葉の壁を象徴する出来事として、今も笑い話として語り継がれています。

実際、長嶋さんは子どものような素直さを持ち続けており、どこかで気がついたことをそのまま口に出してしまうタイプでした。アメリカ遠征では現地の子どもたちが流暢に英語を話す姿を見て、「すごいな」と本気で感心したと伝えられています。この発言には裏表がなく、まさに長嶋さんらしさが表れています。

言語の壁に戸惑う日本人選手は多いですが、長嶋さんの場合、それをユーモアに変えてしまう力がありました。また、このような発言によって現地の人々やチームメイトも場が和むことが多かったとされています。例えば、現地スタッフや通訳も思わず笑ってしまい、良い意味で空気がやわらぐきっかけになったと伝わっています。

このエピソードには、異国の文化に対する長嶋さんの柔軟さや好奇心、そして純粋さが色濃く現れています。現地での野球指導の際も、「ベースボールって英語でなんて言うの?」と質問したり、定番の英単語すら聞いてしまうことがあったそうです。日本で「プロ野球のスーパースター」として知られる存在であっても、異国の地では一人の旅行者・学習者として新鮮な感動を味わっていたといえます。

しかし、こうした天然発言は時に周囲を驚かせることもありました。文化や言語の違いを深く理解しないまま発言すると、場面によっては誤解を招いたり、現地の人に違和感を与える可能性もゼロではありません。それでも、長嶋さんの場合は明るいキャラクターのおかげで、ほとんどの場合「面白い日本人」として親しまれました。

表:アメリカ遠征時のエピソードまとめ

発言・行動 エピソードの内容
子どもたちの英語力に感心 現地の子どもたちが流暢に英語を話す姿を見て素直に感動した
ベースボールの意味を質問 英語の単語でも疑問に思ったことを遠慮なく質問して場を和ませた
スタッフや通訳とのやり取り ユーモラスな発言で周囲を笑わせ、緊張感のある現場にも和やかな空気をもたらした

この天然な発言は、異国の地でも周囲を笑顔にした長嶋茂雄さんの魅力のひとつです。

息子を球場に置き忘れた話

プロ野球界のスターでありながら、天然な一面も数多く持っている長嶋茂雄さん。その中でも「息子を球場に置き忘れた話」は、多くの人に親しまれている有名なエピソードです。普段は厳格な父親、そして指導者というイメージが強い長嶋さんですが、身近な家族とのやり取りでも思わず笑ってしまうような出来事があったのです。

この話は、長嶋茂雄さんが息子の一茂さんを後楽園球場に連れて行った際に起こりました。当時まだ幼かった一茂さんをスタンドに座らせ、野球の試合や仕事に没頭してしまい、帰宅時に一茂さんの存在をすっかり忘れてしまったと伝えられています。自宅に戻った後、家族から「一茂は?」と問いかけられて初めて気づき、急いで球場に連絡を取るという、なんともおおらかで天然な行動です。

この出来事は、「スター選手でも家庭では普通のお父さんなんだ」と親近感を抱かせると同時に、家族にとってはヒヤリとする瞬間だったことでしょう。一茂さん自身もこのエピソードをテレビやメディアで何度か語っています。家族からは冗談半分に「父らしい」と笑われる一方、子どもを忘れて帰るのは現代であれば大問題になりかねない出来事です。

しかし、長嶋茂雄さんの場合、その場の空気を重くすることなく、周囲が和やかになる形でエピソードが語られてきました。現役時代は野球に全神経を集中させていたため、私生活でのうっかりミスが起きてしまうこともあったのかもしれません。

この話からは、どんなに偉大な人物であっても、完璧である必要はないというメッセージも感じ取れます。日常のささいなミスを大きな笑いに変える力、そして周囲に愛され続ける人柄は、国民的ヒーローでありながらも“どこか抜けている”一面を持つ長嶋茂雄さんならではです。

表:球場に息子を置き忘れたエピソードの流れ

行動 詳細
息子を球場へ連れていく 一茂さんをスタンドに座らせる
試合や仕事に集中 息子の存在をすっかり忘れてしまう
家に帰宅し家族から指摘 「一茂は?」と問われて初めて気づく
慌てて球場に連絡 無事に保護されていたことを確認

このエピソードは、長嶋さんの人間味あふれる一面と、周囲から愛される理由を改めて実感させてくれる出来事です。

ストッキングを片足に2枚履く騒動

長嶋茂雄さんの天然エピソードの中で「ストッキングを片足に2枚履く騒動」は、プロ野球ファンの間で広く知られている微笑ましい話です。現役時代、試合前のロッカールームでのこと。長嶋さんは「ストッキングが片方見つからない」と大騒ぎし、周囲の選手やスタッフまで巻き込んで探し始めました。

この時、選手たちも「まさかスター選手が物を無くすわけがない」と思いながらも、一緒になって必死でストッキングを探し回ったとされています。結局、片方が見つからない原因は、長嶋さん自身が片足に2枚重ねて履いていたことが判明し、ロッカールーム全体が大爆笑となったと伝わっています。

このエピソードには、長嶋さんの飾らない人柄がよく表れています。本人は至って真剣で、全力でストッキングを探していたにもかかわらず、最後にオチがつくことで周囲を和ませました。大スターであっても、人間らしさや“うっかり”は誰にでもあるのだと、多くのファンや関係者に安心感を与える出来事でした。

また、試合前という緊張感のある場面にもかかわらず、こうしたユーモアがあったことで、チームの雰囲気も明るくなったとも言われています。自分のミスを素直に受け入れて笑いに変えることができるのは、長嶋さんの大きな魅力の一つです。

この話は今も語り継がれており、野球界にとどまらず、ビジネスや日常生活でも「うっかりミスは誰にでもある」と受け入れる風土を作るヒントにもなっています。例えば、スポーツの現場だけでなく、職場や学校でも「ミスを責めるのではなく、笑い飛ばせる雰囲気作り」が大切だと再認識するきっかけとなるでしょう。

表:ストッキング騒動の流れ

行動 詳細
ストッキングが片方ないと騒ぐ 試合前のロッカールームで大騒ぎ
周囲も一緒に探す スタッフや選手総出で捜索
原因が判明 実は片足に2枚履いていたと分かる
全員が爆笑し和やかな雰囲気になる 失敗を笑いに変える長嶋さんの魅力が際立つ

この騒動は、長嶋茂雄さんの“天然伝説”を語るうえで外せない代表的なエピソードです。

爆笑必至!長嶋茂雄の天然エピソード集

  • 王貞治を「広沢」と呼び間違い続ける
  • ビートたけしとのゴルフ約束を忘れる
  • 「ラッキーセブンの3」が好きな数字
  • 「デモクラシーがあるんだ」と主張
  • 野球中に素振りだけして帰宅しそうに
  • 「THE」を「テヘ」と読む英語勘違い
  • 100円玉を間違えて持ち帰るエピソード

王貞治を「広沢」と呼び間違い続ける

長嶋茂雄さんの天然エピソードには、プロ野球界のレジェンド同士だからこそ生まれるおもしろい話が数多くあります。そのなかでも特に知られているのが、王貞治さんを「広沢」と何度も呼び間違えたエピソードです。この話は、単なる呼び間違いにとどまらず、長嶋さんの独特な人柄や周囲の空気を和ませる力を象徴する出来事として今でも語り継がれています。

実際に、監督時代の長嶋さんは選手の名前を間違えて呼ぶことがしばしばありました。王貞治さんのような球界を代表する選手相手でも、平然と「広沢!」と声をかけてしまうことがあったのです。巨人に在籍していた広沢克己さんと混同してしまったことがきっかけだとされていますが、周囲からすれば「あの王さんを?」という驚きとともに、自然と笑いが起こる場面となっていました。

この話には続きがあります。王貞治さんは何度も呼び間違えられながらも、ユーモアで受け流していたといわれています。プロ野球界のトップに立つ二人だからこそ、お互いに余裕があったのかもしれません。さらに長嶋さんは、選手交代の際やコメントでも名前を間違えることがありましたが、そこに悪気はなく、むしろ親しみやすさが際立っていました。

こうしたエピソードが面白おかしく語られる背景には、長嶋さんの「親しみやすいキャラクター」が大きく関係しています。名だたるスター選手でも人間らしい一面を見せることで、選手やファン、さらには記者たちまでが安心し、笑顔になれたのです。また、名前を間違えられた本人たちも、むしろ「ミスターなら仕方ない」と場が和む雰囲気が生まれていました。

表:長嶋さんの呼び間違いエピソード

相手 間違えた名前 反応
王貞治さん 広沢 ユーモアで受け流す
広沢克己さん 広岡 返事をし続けた
他の若手選手 別の選手名 おおらかに笑いに変わる

こういったエピソードは、組織の上下関係を和らげ、現場を活性化させるきっかけにもなりました。名前を間違えたことで怒ったりせず、笑って受け流せる環境は、多くの組織でも参考になるでしょう。長嶋茂雄さんの天然エピソードは、プロ野球界に限らず、幅広い世代の人々から愛されています。

ビートたけしとのゴルフ約束を忘れる

長嶋茂雄さんの天然エピソードは野球界にとどまらず、芸能界にも広がっています。その代表格が、ビートたけしさんとのゴルフの約束をすっかり忘れてしまった話です。このエピソードは、二人の関係性や長嶋さんの人柄が垣間見えるとして、テレビや書籍でも何度も語られてきました。

ある日、長嶋さんが知人を通じてビートたけしさんをゴルフに誘いました。ビートたけしさんは「ミスター」からのお誘いに感激し、当日は緊張のあまりほとんど眠れなかったと話しています。ところが、ゴルフ場に現れた長嶋さんは、待っているビートたけしさんに対して「たけしさん、ゴルフですか?誰と一緒なんですか?」とまったく約束を覚えていない様子で声をかけました。

最初は何かの冗談かと思ったビートたけしさんも、長嶋さんの本気の表情を見て本当に忘れていることを実感し、驚きつつも苦笑したといいます。その後、長嶋さんが「あっ、ごめん、今日は僕が約束してたね」と思い出し、二人でゴルフを楽しんだというエピソードです。

この出来事は、周囲に「ミスターらしい」と温かく受け止められただけでなく、天然で憎めない人柄が広く知れ渡るきっかけにもなりました。また、約束を忘れられてもビートたけしさんが怒ることなく、むしろ「伝説の一つ」として面白がったことから、お互いの信頼関係やおおらかさが伝わります。

表:ビートたけしさんとのゴルフエピソード

出演者 行動 結果
長嶋茂雄さん ゴルフの約束をすっかり忘れてしまう たけしさんに「誰と?」と声をかける
ビートたけしさん 緊張しつつゴルフ場で待つ 約束を忘れられて驚くが、笑い話にする
ゴルフプレー後 最終的に二人でラウンドを楽しむ さらに伝説的エピソードとして拡散

このエピソードは、どんなに偉大な人物でも失敗やうっかりはあるという安心感と、人間的な魅力を強く印象づけています。長嶋さんの愛される理由を物語る逸話の一つです。

「ラッキーセブンの3」が好きな数字

数々の天然エピソードを持つ長嶋茂雄さんですが、インタビューで好きな数字を聞かれたときの「ラッキーセブンの3」という回答もファンの間で語り草になっています。普通なら「7」と答える場面で「3」と即答し、それを「ラッキーセブンの3」と表現するセンスが、独自の世界観と親しみやすさを感じさせます。

実際、長嶋さんの現役時代の背番号は「3」であり、この番号には特別な思い入れがありました。プロ野球選手として活躍した期間の大部分を背番号3とともに過ごし、球場でもファンから「3番、長嶋!」とコールされ続けた歴史があります。その一方で、「ラッキーセブン」といえば一般的には「7」という数字を指しますが、それをあえて「3」と結び付けることでユーモアと天然さがにじみ出ています。

さらに、取材の現場やイベントでは「3番が一番しっくりくる」「やっぱり3が好き」と何度も語っており、子どもたちへのメッセージでも背番号3を誇らしげに掲げる姿が見られました。普通なら質問者が思わずツッコミを入れたくなる発言ですが、長嶋さんの場合は「やっぱりミスターらしい」と受け止められ、会場の雰囲気を和ませました。

表:「ラッキーセブンの3」発言の詳細

回答者 好きな数字 理由・エピソード
長嶋茂雄さん 3 背番号であり「ラッキーセブンの3」とユーモアを交えて答えた
記者・ファン ツッコミや笑いが起きる 一般的な「7」とは異なり、場が和む
野球界・後輩選手 3を継承する選手も多い 長嶋さんへのリスペクトや縁起担ぎとして背番号3を希望する選手も

この発言は、天然さだけでなく、本人の野球人生と背番号への思い入れが感じられるエピソードです。ファンや後輩選手にも長く語り継がれています。

「デモクラシーがあるんだ」と主張

長嶋茂雄さんの迷言・名言の中には、「デモクラシーがあるんだ」と堂々と主張したエピソードもあります。これは、プライバシーを守りたい場面で思わず出た一言でした。芸能リポーターや記者から私生活についてしつこく取材された際、「僕にだってデモクラシーがあるんだ」とコメントしたと伝えられています。

本来、「デモクラシー」は「民主主義」という意味ですが、ここでは「プライバシー」や「個人の権利」のニュアンスで使われているのがポイントです。英語好きで知られる長嶋さんらしいユニークな誤用でありながら、どこか憎めない天然さが感じられます。現場ではこの発言に周囲の記者たちも思わず苦笑し、「ミスターはやっぱり一味違う」と和やかな雰囲気になったと言われています。

このエピソードには、芸能人や有名人として自由やプライベートを守る苦労が垣間見えますが、長嶋さんの場合は、それをユーモアたっぷりに表現することで嫌味がまったくありませんでした。また、取材攻勢が厳しくなりがちな場面でも、周囲に圧迫感を与えず、会話を自然に終わらせてしまう柔らかさも感じさせます。

表:「デモクラシーがあるんだ」発言の状況

発言者 シチュエーション 伝わったニュアンス 周囲の反応
長嶋茂雄さん プライバシーを守りたい時 民主主義の意味で「個人の自由」を主張 記者も思わず苦笑
記者・ファン 取材の現場 本来の意味と違うが「ミスターらしい」と好意的 和やかな雰囲気になる

このような迷言も、本人の人間味と明るさがなければ受け入れられなかったかもしれません。今でも語り草となっている逸話です。

野球中に素振りだけして帰宅しそうに

長嶋茂雄さんの天然エピソードのなかでも、野球中に素振りだけして帰宅しそうになったという話は特に印象的です。試合前のロッカールームで、長嶋さんは投球コースや球種を想像しながら本気で素振りに没頭していました。気持ちが乗りに乗った結果、「今のは手が出ないな…」と一人でつぶやくほど、集中していたそうです。

素振りが終わった後、何も考えずそのまま風呂に入り、カバンを持って「じゃ」と選手たちに挨拶をし、球場を出ようとした場面がありました。周囲の選手が「あれ?長嶋さん、試合はこれからですよ!」と慌てて声をかけて初めて我に返り、思わずみんなで笑ってしまったというエピソードです。

この出来事は、長嶋さんがいかに野球に集中していたかを象徴しています。常に頭の中でシミュレーションを重ねていたため、試合の存在そのものを一瞬忘れてしまうほどでした。また、周囲もそんな長嶋さんの行動を「天然」として温かく受け止め、笑い話にできる雰囲気が巨人軍の中にあったこともわかります。

表:素振りから帰宅しかけたエピソードの流れ

行動 詳細
本気で素振りに集中 投球コースを想像しながらロッカールームで熱心に素振りを行う
そのまま風呂に入る 素振り終了後、試合前にもかかわらず無意識で風呂に向かう
帰宅しそうになる カバンを持って帰宅しようとし、周囲が慌てて止める
選手やスタッフが大爆笑 天然キャラが際立つ出来事として、笑い話として語り継がれる

このようなエピソードは、天才バッターでありながら親しみやすさも感じさせる長嶋茂雄さんの魅力そのものです。

「THE」を「テヘ」と読む英語勘違い

長嶋茂雄さんのユーモラスなエピソードの中には、英語にまつわるものも多く存在します。そのなかでも「THE」を「テヘ」と読んだという話は、特に有名です。英語学習の場面で現れたこの天然さは、彼の飾らない性格やチャレンジ精神を象徴しています。

たとえば、英語の授業で「THE」という単語を「テヘ」と読み、周囲が驚いてしまったという出来事が語り継がれています。こうした読み間違いは、学生時代から続く天然エピソードの一つです。また、「I live in Tokyo.」という英文を「過去形にしなさい」と言われた際、「I live in Edo.」と答えたこともあります。英語の知識と歴史の知識がミックスされて、ユニークな答えとなりました。

このようなエピソードが広く知られているのは、長嶋さんのキャラクターが大きな理由です。たとえ間違いであっても、場が和む空気が生まれるため、周囲から愛され続けてきました。一方、英語教育の面から見れば「恥ずかしがらずチャレンジする大切さ」も感じさせるエピソードです。

表:英語勘違いエピソード例

読み間違い 場面 周囲の反応
THE→テヘ 学生時代の英語授業 驚きつつも爆笑が起こる
I live in Edo. 英文の過去形を問われたとき 天然さにみんなが和む
rather→ござ 英単語の意味を「むしろ」と教えられ、勘違いして「ござ」と答える 周囲が優しくフォローする

こうした勘違いも含めて、チャレンジ精神と天然な明るさが伝わる長嶋茂雄さんらしいエピソードです。

100円玉を間違えて持ち帰るエピソード

長嶋茂雄さんの天然エピソードの中で、身近な小話として有名なのが「100円玉を間違えて持ち帰る」出来事です。球場のロッカールームで選手同士が着替えている時、長嶋さんが他人の100円玉を自分のものだと思い込み、つい財布に入れてしまったことがありました。

その場で「それ、俺の100円玉だよ」と指摘されると、長嶋さんは「ごめん、俺の100円玉によく似ていたから」と素直に謝ったそうです。このとき、周囲は一瞬驚きましたが、すぐに全員で大笑いとなり、ロッカールームが温かい雰囲気に包まれたと伝えられています。

この出来事は、偉大なプロ野球選手であっても日常的なうっかりミスがあるという安心感を周囲に与えました。また、長嶋さんの「悪気なく間違いを認めて謝る姿勢」が、選手やスタッフの間に親しみやすい空気を作っていたといえます。

表:100円玉を間違えて持ち帰ったエピソード

行動 詳細
他人の100円玉を財布に入れる 自分のものと勘違いして持ち帰る
指摘されてすぐ謝罪 「よく似ていたから」と言い訳し、みんなで大笑い
ロッカールームの雰囲気が和む 些細なミスも笑いに変える長嶋さんらしさが際立つ

このようなささいな失敗を気にせず、周囲を笑顔にできる長嶋茂雄さんの天然キャラは、今なお多くの人に愛されています。

長嶋茂雄の天然エピソードを総まとめした珠玉の珍行動集

  • スーツを買うつもりでクリーニング店に入店し熱心に購入交渉
  • 「ミートグッバイ」と肉離れをユニークに表現
  • アメリカで現地の子どもに対し「英語がうまいね」と本気で感心
  • 息子の一茂さんを球場に置き去りにしたまま帰宅
  • ストッキングを片足に2枚重ねて履き、全員で探す騒動に発展
  • 王貞治さんを「広沢」と呼び続けても気づかず
  • ビートたけしさんとのゴルフの約束を完全に忘れて現地で再会
  • 好きな数字を「ラッキーセブンの3」と独自に解釈
  • プライバシーの話題で「デモクラシーがあるんだ」と言い張る
  • 試合前の素振りだけしてそのまま風呂に入り帰宅しようとする
  • 英単語「THE」を「テヘ」と読んで笑いを誘う
  • 英文の過去形を「I live in Edo.」と珍回答
  • 英単語「rather」を「ござ」と誤解し自信満々で使用
  • ロッカールームで他人の100円玉を自分の物と間違え持ち帰る
  • 記者への返答で独自の言葉選びを連発し現場を和ませる

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